モハ52を作る(4)

 新たにサロハ66の記事を書きましたが、もともとのモハ52はと言うと、少しづつですが工作は進んでいます。

 

 パンタグラフ廻りの母線の経路やランニングボードの位置を彫刻刀の先を使って、ケガキ線を書いてゆきます。

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 妻面にも母線が通るところにケガキ線を書いてゆきます。

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 ケガキ線に合わせて母線の支持金具を取り付ける場所に0.5mmの穴をあけてゆきます。

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 過去に製作した車両の屋根上も参考にしながら母線や避雷器の場所を決めてみようと思います。(左側は旧型国電の旧避雷器タイプ、中央は旧型国電ですが新型の避雷器タイプです)

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 ケガキ線に合わせて真鍮線を折り曲げてゆきます、母線は母線用の留め金具を使って固定してゆく予定です。

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 ケガキ線に合わせて穴をあけた天上に加工した母線を取り付けてゆきます。

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 屋根上のランニングボードや避雷器の取り付けが終わりました。

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 横から見るとこんな感じになっています、特に真鍮パイプと真鍮線で表現した母線の表現が私的には満足いくものに仕上がりました。

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 車体はほぼ組みあがりましたが、床下器具のカバーや床板取付用のアングルの取り付けなどが残っています。

サロハ66を作る(1)

 しばらく工作が出来ていなかったのですが、少し時間に余裕が出来たのでモハ52の工作と並行して「サロハ66」の工作を始めました。

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 サロハ66とサハ48は屋根の上の工作が少し煩雑です、ベンチレーターを挟み込むようにランニングボードが18枚取り付けなければなりません。

 

 そこで メーカーの説明書を見てみると、

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 16mmの間隔で平行に取り付けていかないといけないのですね、そこで、屋根の上に取付用の線をケガくことにしました。

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 車体に材木をハタガネを使って固定します、この材木の厚みと所定の位置の寸法を計算して、ノギスの爪を使ってケガキます。

 

 かなり薄い線になりましたが、平行線を引くことができました、サロハ66とサハ48の屋根を並べて比較してみました。

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 更に扉の上にも水切りを付けないといけないので、車体裾から28.5mmの所に水切り用の線もケガキました。

モハ52を作る(3)

製作中の車体も箱になりました。

 そこで屋根上の準備にかかりました。

 0.6mmの真鍮パイプに0.3mmの鉄キリを使ってパイプの内径を少し大きくしています。(パイプの0.6mmは実寸にすると48mm、少し太い感じがします、また、電線も0.3mmは実寸では24mm、やはり少し太いかな?)
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 0.2mmの内径を0.3mmに広げるだけですが、これが、なかなか手ごわいです。

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 穴が少し大きくなったのがわかるでしょうか?

 加工が済んだパイプに0.3mmの真鍮線を差し込みます。
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 接続部分を半田を溶かして流し込んだ後、膨らますように半田を盛り上げます。
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 半田付けしたパイプを成型して、パイプと電線の接続部をパテで盛り上げたように加工します。(イメージ的ですが)
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 これで屋根上の母線のパイピングの準備が終わりました、次は車体にパイピング用の固定受けの取付穴をあけないといけません。

モハ52を作る(2)

 引き続き模型工作を続けています。

 前面の半田付けが終わったので、継ぎ目のヤスリ掛けを行いました、半田だけを削るのではなく、真鍮のカエリ部分も削っていきます。

 何とか見れる程度になりましたね。
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 ただ、今回の加工に参考にしている本と見比べてみると窓が少し小さいような気がします。
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 内窓の内窓の桟が太すぎるような気がする、写真に合わせて内窓の桟も削らないといけない感じがします。

モハ52を作る(1)

 久しぶりに模型工作の記事を

 老眼が気になりだして模型工作も停滞気味でしたが(と言うか、仕事が東京にシフトしてから工作の時間が取れない事の方が大きかったのですが)、模型の手持ちを確認していたら、モハ52の2次型(広窓タイプ)が手つかずのまま放置してあるのに気が付きました。

 そこで、久しぶりに模型工作をしてみようかと、谷川製作所のキットです。

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 このキットの説明書を見ていると、、ヤスリ作業が多そうです、先ずは流線形の前面から加工を始めました。
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 ヘッドライトは穴の位置が少しずれているようで、穴を横に広げながら位置変更をしてみました。
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もう少し右に寄せないといけませんね。
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 出来上がった(テールライトは後で取り付けることにして)前面を車体に取り付けてみました(接合部分には裏側から当て板を半田付けしました)。
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 こんな感じになりましたが、如何でしょうか?
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このキットの難点は前面がプレスで表現されているために、接合部分にカエリが出来ています。
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 これからのヤスリ作業が・・・・・

 また時間が作れたら作業を少しづつでも進めたいと思います。


LED室内灯を考える

 久しぶりに丸一日、鉄道模型の工作をしていました。

本日の工作は室内灯のLED化、まず考えたのが金属車両用の室内灯ユニットです。  まず取り出したのがベーク板(t1.0x100x200)。

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このベーク板に加工してゆきます。

幅19mmでカット(切断のサーキュラーソウの刃の厚みの都合上)してゆきます。

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5枚のベーク板が完成

更にベーク板に穴をあけてゆきます。
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このベーク板にLEDを取り付け室内灯ユニットにしてゆくのです。

今回使ったLEDは12Vの白色テープライトです。
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LED3個置きにカットして使えるタイプ(裏面に両面テープ付)で、5Mものを調達しました。

LEDをユニットごとに切り離して貼り付け、その間を配線してゆきます。
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このまま直接車両に取り付けるわけにはいかないので、電源部を製作します。

安価なプリント基盤を買ってきて1/3にカットし、ダイオードブリッジや三端子レギュレーター、平滑回路用コンデンサーを取り付けました。
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この電源部を先ほどのLED室内灯ユニットに取り付けて完成です。

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次に製作したのはTOMIX車両用の室内灯。
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その詳細は・・・・また後日アップするかも・・・・・・

仕入れていたジャンク品

模型部屋が出来たので
 
 少し荷物の整理や移動を始めました、すると・・・・出てきますね~~記憶していない車両が。
 
 まず出てきたのが80系と70系、どうもジャンクで買っていたようでこれから手を付けてみようかと思っています。
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 未塗装の4両はフェニックス模型の床下機器付BBキット、赤く塗られている車両は??メーカー組み立ての未塗装完成品みたいです。
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 このキットはシルとヘッダーがあり、プレスドアーなので1955年度型を模型化したキットのようです(100番台かなとも思ったのですが、トイレ窓の位置から考えると100番台ではない)。
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 正面から見てみると手すりが太すぎるように思うので、この手すりは全て付け替えになってしまいそうです、また、テールライトの上にあるステップが無いのでこれも自作?しなければ…
 
 確認したところ300番台も4両発見(うち3両はつぼみ堂製?1両はカワイモデル製〈床下が木製〉のようです)、70系は何両ある事やら・・・・完全に不明。